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Turin Market
収録内容
TURIN MARKET
- プレイ人数
- 2〜5人
18世紀、イタリアのトリノ。みなさんは貿易商です。当時、各家庭と貿易商との間で、需要と供給が一致し、食料革命が起こりつつありました。商品をよりうまく集め、他の貿易商を出し抜いて、トップとなり、そしてマーケットを牛耳るのです!
- 推奨年齢: 8歳以上
- 目的:ゲーム終了時に最もお金(スクード)を持っていたプレイヤーが勝者です。
- 内容物:商品カード18枚、ローンカード5枚、一覧カード4枚、スクードコイン36枚、商品チップ9枚、ガチョウコマ1つ。
商品カードには3種類の別々の商品とその個数が描かれています。一覧カードには各商品の合計個数が描かれています。

セットアップ
各プレイヤーに15スクードを配ります。残ったスクードは中央に集め、銀行とします。また一覧カードを各プレイヤーが見える場所に置きます。一覧カードにはクラシックバージョン(表:黄色)と新バージョン(裏:赤色)があり、どちらで遊ぶか全員で決めます。商品カードをよく混ぜ、各プレイヤーに以下のように配ります。
- 2人:各プレイヤーに6枚ずつ配り、残った6枚は裏向きのまま、箱に戻します。
- 3人:各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
- 4人:各プレイヤーに4枚ずつ配り、残った2枚は伏せた状態でテーブルの中央に置きます。
- 5人:各プレイヤーに3枚ずつ配り、残った3枚は伏せた状態でテーブルの中央に置きます。
競り
ゲームはいくつかのラウンドからなり、各ラウンドでは、以下のように競りを行います。
1−各プレイヤーは、手札から商品カードを1枚選び、裏向けで自分の前に置きます。そして同時にそれらのカードを表向けます。注意:4〜5人で遊んでいる場合、最初のラウンドではこの手順を飛ばしてください。セットアップの時に、テーブル中央に置いたカードを使用します。
2−各プレイヤーは、表向けられた商品カードに支払うスクードを、こっそり握ります。それから同時にそれらを公開します。
最も多くのスクードを出したプレイヤーから順番に、出された商品カードを取ります。枚数はプレイ人数に応じて異なります。

- 2人:最初のプレイヤーは2枚の商品カードを取ります。
- 3人:最初のプレイヤーは2枚の商品カードを取り、2番目のプレイヤーは1枚取ります。
- 4人:最初のプレイヤーは2枚の商品カードを取ります。2番目のプレイヤーは1枚取り、3番目のプレイヤーも1枚取ります。最初のラウンドのみ、最初と2番目のプレイヤーのみ1枚ずつ取ります。
- 5人:最初のプレイヤーは2枚の商品カードを取り、2番目のプレイヤーも2枚取ります。3番目のプレイヤーは1枚取ります。最初のラウンドのみ、1〜3番目のプレイヤーが、それぞれ1枚ずつ取ります。
- カードを得たプレイヤーは、握っていたスクードをすべて銀行に支払います。
- カードを得られなかったプレイヤーは、半額(切り下げ)を銀行に支払います。
- スクードを握らなくても構いませんが、そのプレイヤーは順位に関係なく、商品カードを手に入れることはできません。
同額だった場合:
- もし握ったスクードが同額だった場合、それらのプレイヤーの順番を決めるために、追加の競りを行います。同額だったプレイヤーのみで、スクードをこっそり握り、一斉に公開します。より高額だったプレイヤーが競り勝ちます。さらに同額だった場合、コイントス(コインの裏表をそれぞれ宣言して、当たった方が勝ち)で決めます。追加の競りで出したスクードにより、総額が上位のプレイヤーを越えたとしても、順位は変わりません。
注意:同額だった場合の追加の競りで、両プレイヤーともスクードを握っていなかった場合、共にカードを得ることはできません。握ったスクードの半額(切り下げ)を払い、カードを得る代わりに、その枚数分のカードを選んで、箱に戻してください。
- いずれのプレイヤーも、全員の順番が決まるまで、カードを選ぶことはありません。
3−取ったカードはゲーム中、各プレイヤーの前に表向きで置かれます。
各プレイヤーは、順番に関係なく、『たった今取ったカード』の内1枚を、望む金額で売ることができます。その場合、『そのカードの売りたい金額』を手元のスクードから、そのカードの上に置きます。この置かれたスクードは、そのカードが誰かに買われない限り、『次の競りが終わるまで』、そのカードの上に置かれ続け、競りでは使えません。次以降の競りが終わった直後であれば、カードを売ることを止め、カードの上に置かれているスクードを、すべて手元に戻すことができます。金額を変更したり、前のラウンドに取ったカードを売ることはできません。一度、カードが売りに出されたら、いつでも他のプレイヤーは購入することが可能です。
もし2人以上のプレイヤーが同時に購入したい場合、いずれのプレイヤーに売るかは、売りに出したプレイヤーが決めることができます。そうでない場合、売らなければなりません。
競りによって、もしくは他のプレイヤーから購入した商品カードは、そのプレイヤーの前に置かれます。売りに出されている商品カードは、カードの上にいくつかのスクードが置かれています。そして、各商品について、個数で最も多くの商品を持っているプレイヤーは、その商品チップを取ります。これは、現在誰が最も多くの商品を持っているかを分かりやすくするためのものです。
4−各プレイヤーが、自分の商品カードを1枚だけ売るかどうか決めた後、次のラウンドとなり、再び同様の手順で競りを行います。
これを各プレイヤーの手札が無くなるまで行います。注意:2〜3人で遊んでいる場合、手札のカードが1枚になったら、ゲームを終了します。残った手札は自分の競り落としたカードに加えます。ラウンドの最後に、最も多くの商品を持っているプレイヤーが変わった場合、その商品チップを取ります。目印だけのため、同数の場合、移動する必要はありません。
例
プレイヤーCは4スクードを出し、1番目になりました。プレイヤーAとBは2スクードを出し、2番目を争います。プレイヤーCは、4スクードを銀行に支払い、プレイヤーAとBは2回目の競りを行った後に、2枚のカードを選ぶことになります。

プレイヤーBは1スクードを出し、プレイヤーAは0スクードでした。プレイヤーBは2番目となり、3スクードを銀行へ支払います。プレイヤーCがカードを2枚取った後、残った1枚を取ります。プレイヤーAは1スクードを支払い、どのカードも取れませんでした。

ローン
プレイヤーはゲーム中、いつでも1回だけ借金を行うことができます。ローンカードを取ることにより、10スクードを即座に手に入れます。ただし、ゲーム終了時、15スクードを銀行に支払わなければいけません。
ゲームの終了と得点計算
すべてのプレイヤーの手札が無くなった後(2〜3人の場合は最後の1枚は、獲得したものとして、自分の手元にそのまま加えます)、ゲームを終了し、すぐに得点計算を行います。この時、売っているカードの上に置いているスクードは、手元に戻すことができます。最後に競りで取ったカードを、売ることはできません。リストカードの上から、各商品を確認します。各商品について、最も多く商品を持っているプレイヤーは、一覧カードの、各商品の右側にある数字分のスクードを銀行から受け取ります。加えて、もし他のプレイヤーが、その商品を少なくとも1つでも持っている場合、最も多く商品を持っているプレイヤーに、1スクードを渡さなければなりません。もし、最も多く持っているプレイヤーが複数いる場合、1スクードだけ支払い、それらと銀行からのボーナスを合計して、最も多く商品を持っているプレイヤーたちは、人数で割った(切り上げ)スクードを受け取ります。(切り上げ分を追加で銀行から取る場合があります)
もし、支払いのために1スクードが必要で、手元にお金が無い場合、借金をしなければなりません。すでに借金をしている場合、1スクードを銀行から取り、そのプレイヤーに渡します。支払うプレイヤーは2スクードを取り、ローンカードの上に置きます。ローンカードを返す際、15スクードに加えて、置かれたスクード分を返す必要があります。
プレイヤーAは、ぶどうの商品を最も多く持っており、銀行から6スクードを受け取りました。さらに、他にぶどうを持っているプレイヤーから、1スクードずつ受け取ります。

最後の商品のボーナスが終わった後、借金をしている各プレイヤーは15スクードを支払い、借金を返さなくてはなりません。
最後に最も多くのスクードを持っていたプレイヤーが勝者となります。
オプションルール
- 長くこのゲームを楽しむために、3ゲームを連続して行い、ゲーム終了時の得点合計を競います。最も高いプレイヤーが勝者となります。
- 各プレイヤーのスクードを公開情報にするか、非公開情報にするか、すべてのプレイヤーの同意を得たうえで、選択して遊ぶこともできます。
ガチョウコマ
ガチョウコマは、一緒に遊ぶプレイヤーによって自由な方法で使うことができます。どんな方法を使うかは、その時のプレイヤーが自由に考えて構いません。以下にいくつかの例を出します。
- 同額だった場合、それらのプレイヤー同士で話し合い、誰かがガチョウコマを取ります。そのプレイヤーは、同額だったプレイヤーに競り負けることになります。ゲーム中、他にも同額のグループが発生した場合、ガチョウコマを持っているプレイヤーが、それらのいずれかのプレイヤーにガチョウコマを渡します。このようにして、タイブレイクを行っていきます。
- 単独で、商品を最も多く集めている種類が一番少ないプレイヤーが、ガチョウコマを取ります。そのプレイヤーは競りの金額が1スクード分だけ高くなります。支払いは元の金額で計算します。
クレジット
デザイン: JORDAN DRAPER
アートワーク:JORDAN DRAPER
ルール編集:TRAVIS HILL
日本語ルール:田邉顕一(COLON ARC)