ウェブ版ルールブック

Tokyo Metro

TOKYO METRO

プレイ人数
2-5
時間
60〜90分
デザイナー
JORDAN DRAPER

『TOKYO METRO』において、あなたは日本の投資家、投機家、駅の建築家、そして自転車乗りとなります!ゲームの目的は、アクションチップの配置と駅の開発により、最も効率的な収入システムを構築することです。マップは実際の東京の地下鉄をベースにしており、ユーロスタイルの経済ゲームの要素を加えつつ、東京という街を知る良いきっかけとなるでしょう。

内容物

  • 1 - TOKYO METROのマップ
  • 1 - 収入トラック
  • 90 - ミニサイズカード

株カード36枚/アクションカード54枚

  • 4 - 大型早見表カード

英語2枚/日本語2枚

  • 70 - お金トークン

100円35枚/500円10枚/1000円15枚/5000円10枚

  • 24 - 白トークン

速度トークン12枚/借金トークン8枚/自転車トークン4枚

  • 80 - プレイヤーコマ

プレイヤー色5色それぞれ16個/プレイヤーチップ9枚/ミープル1個/駅の角錐コマ6個

  • 12 - 収入マーカー
  • 12 - 列車マーカー
『内容物』印刷版ルールブックの図1

ゲームの準備

1 - 場の中央左側にマップと収入トラックを配置します。

2 - 収入トラックの右側に記されている路線の順番に従い、G線から下に向かって順に、対応する列車マーカーと株カードをマップの下側に並べます。株カードは「1」の株を一番上に、その下に「2」、一番下に「3」がくるように、昇順に積み重ねます。

3 - 収入マーカーを収入トラックの一番下(収入0を表します)に、路線の文字だけが記された面を表向きにして置きます。

4 - 54枚のアクションカードを、収入トラックの路線の並び順による路線の組み合わせ(G/M、H/T、C/Y、Z/N、A/I、S/E)に対応する色ごとに、9枚ずつ6つのセットに分けます。最初のセットを裏向きにし、カード裏面のドットの数によってさらに小分けします。小分けしたそれぞれのグループを個別によく混ぜ、ドット3個のカードを一番下、ドット2個のカードを真ん中、ドット1個のカードを一番上にして、裏向きの山札を作ります。残り5色のセットについても同様に行い、場の右上に裏向きの山札を横一列に並べます。各山札からプレイ人数と同じ枚数のカードを引き、それぞれの山札の下側に表向きの縦列を作って置きます。各縦列では、カードを下から上へ順に置いていきます。

5 - 各プレイヤーは自分のプレイヤー色を選び、¥2,000と自分の色のプレイヤーコマを受け取ります。角錐コマ6個、ミープル1個、プレイヤーチップ3枚を自分の前に置きます(このチップ3枚が「アクションチップ」となります)。さらに各プレイヤーのチップ2枚を収入トラックの横に(「投機チップ」)、1枚をマップ右下の手番順トラックの横に(「手番順チップ」)置きます。各色の残りのプレイヤーチップ3枚は、場の脇の共通サプライに置いておきます。

6 - 白トークンと、残りのお金トークンすべて(「銀行」)を共通サプライに置きます。

『ゲームの準備』印刷版ルールブックの図1

基本概念

価値:路線の価値は、収入トラック上で対応する収入マーカーによって記録します。ゲーム中、路線の価値は主にその路線の列車が駅に進入したときに上昇し、また特定のプレイヤーのアクションの結果としても上昇します。列車の移動やプレイヤーのアクションによって路線の価値が上がる場合、その路線のマーカーを収入トラック上で対応する分だけ上に動かします。ゲームの終了時、各路線の価値によって、その路線に投機または投資したプレイヤーに支払われる金額が決まります。

注:路線の価値が¥6,000を超える場合、その収入マーカーを裏返して+6,000の面を表にし、収入トラックの一番下からマーカーを進め続けます。

マップの要素:マップは長方形のマスに区切られており、12本の路線の経路、それぞれの停車地点(路線に沿って描かれた円)、および駅の位置と名称(各駅には1本以上の路線が乗り入れ、1〜3個の停車地点を含みます)が示されています。ミープルはマスの間を移動し、列車は自分の路線上の停車地点の間を移動します。

ゲームのフェイズ

ゲームは複数のラウンドにわたって行われます(5人プレイでは5ラウンド、4人プレイでは6ラウンド、以下同様)。各ラウンドは以下のフェイズの順に進行し、アクションカードの補充フェイズで引くことができるアクションカードが1枚もなくなった時点で、ゲームは即座に終了します。

アクションカードの補充フェイズ:各縦列の一番下側のアクションカードを、その捨て札の山の一番上に移動します。残りのカードを1段下に移動し、各縦列に新たにカードを1枚引きます。

手番順決めフェイズ:各プレイヤーは、手番順を決めるために自分のお金を秘密裏に入札します。

移動フェイズ:手番順に、各プレイヤーは自分のミープルをマップ上で2マスまで移動します(自転車を持っている場合は3マスまで)。

アクションフェイズ:手番順に、各プレイヤーは自分のアクションチップをアクションカードに置き、対応するアクションを実行します。これを、チップがなくなるかパスを選ぶまで繰り返します。その後、アクションカード上のすべてのチップをプレイヤーの手元に戻します。

列車移動フェイズ:マップ上のすべての列車が、自分の路線に沿って5つの停車地点(場合によってはそれ以上)を進み、駅の配当金が発生します。

アクションカードの補充フェイズ

各縦列の一番下側のアクションカードを横向きにし、その縦列の下にある捨て札の山に移動します。残っている表向きのカードをすべて1つ下の段に移動し、各山札から新しいカード1枚を引いて、その縦列の一番上の空いたスペースに置きます。捨て札の山を確認することはできません。注:第1ラウンドでは、このフェイズを行いません。

『アクションカードの補充フェイズ』印刷版ルールブックの図1

手番順決めフェイズ

各プレイヤーは、入札したい金額を秘密裏に決め、そのお金を手に握ります。¥0を入札することもできます。全員の準備ができたら、入札を同時に公開します。前回のアクションフェイズで「入札」アクションを選択していたプレイヤーは、そのボーナス分の金額を自分の入札額の合計に加えます。入札額の合計が最も高いプレイヤーが、手番順トラックの左端の1番目に移動し、次に高いプレイヤーが2番目、以下同様に配置されます。第1ラウンドで入札額が同点になった場合は、同点のプレイヤーの間で手番順をランダムに決めます。第2ラウンド以降は、同点のプレイヤー同士の相対的な手番順の位置を入れ替えます。入札されたお金は、すべて銀行に支払われます。

『手番順決めフェイズ』印刷版ルールブックの図1

移動フェイズ

第1ラウンド:手番順に、各プレイヤーは自分のミープルをマップ上に置きます。置く場所は、示されたマス目の中の、空いている好きな長方形のマス1つです。

第2ラウンド以降:手番順に、各プレイヤーは自分のミープルをマップ上で2マスまで移動させることができます(自転車を持っている場合は3マス。後述の「自転車」アクションを参照)。

移動のルール:ミープルの移動には、マップ上の灰色の長方形のマス目を使い、色の付いた路線は無視します。ミープルは直交して隣接するマスを通って移動し(斜め移動はできません)、他のミープルがいるマスには決して入れません。路線上の停車地点に対して働きかける(駅を建てる、または列車に乗る)ためには、そのプレイヤーのミープルがその停車地点に隣接していなければなりません(すなわち、その停車地点の円に接している長方形のマスにいる必要があります)。

『移動フェイズ』印刷版ルールブックの図1

アクションフェイズ

手番順に、各プレイヤーはパスするか、アクションカード上の使用可能なアクションを1つ選んで実行します。各アクションカードには1つまたは2つのアクションが記されており、各アクションは1〜3個のアクションスポットと、どの種類のアクションかを示すシンボルで構成されています。アクションスポットがすべて空いていれば、そのアクションは使用可能です。アクションを実行するには、そのアクションのすべてのアクションスポットに、自分の手元のアクションチップを1枚ずつ置く必要があります。したがって、アクションチップが2枚しか残っていない場合、アクションスポットが3個あるアクションを選ぶことはできません。

1枚のカードに2つのアクションが記されている場合、それらのアクションは互いに完全に独立しています。カード上のもう一方のアクションは、他のプレイヤーが選んでも、同じプレイヤーが選んでも構いません。また、2つのアクションはどちらの順番で実行しても構いません。

注:アクションカードの色は路線の色と一致していますが、これはゲームの準備で必要な山札に分けるためと、アクションの種類を見分けるためだけに使われます。アクションそのものが特定の路線に限定されることはありません。

プレイヤーがアクションを実行した後、手番順で次のプレイヤーに進みます。そのラウンドですでにパスしたプレイヤーは飛ばします。使用可能なアクションチップをすべて置く前にパスすることもできますし、チップが残っていない場合は必ずパスします。パスする際には、自分の手元に残っているアクションチップ1枚につき¥100を銀行から受け取ります。

アクションフェイズの終了後、アクションカード上のすべてのチップをプレイヤーの手元に戻します。実行できるすべてのアクションと、それを示すシンボルの説明は、以下のページに記載されています。

『アクションフェイズ』印刷版ルールブックの図1

移動

アクションに示された数までのマス分、自分のミープルを直ちに移動させます(自転車を所有している場合は+1)。移動のルールは移動フェイズと同じです。

アクションに示されたコストを銀行に支払います。割引チップ(下記参照)を持っている場合は、それを使うこともできます。

自分のミープルの隣にある停車地点に自分の角錐コマを1個置き、駅を建てたことを示します。複数の停車地点をもつ駅(灰色の枠線でつながれた丸で示され、すべて同じ駅の一部です)の場合は、アクションに示されたコスト(割引がある場合はそれを差し引いた額)に停車地点の丸の総数を掛けた金額を支払い、角錐コマをそれらの丸の間、または近くに置きます。この駅は、それらの停車地点すべてを含むものとして扱われます。単一の停車地点の駅でも複数の停車地点をもつ駅でも、1つの駅に置ける角錐コマは1個だけです。

『駅』印刷版ルールブックの図1

トークンによる駅の建設:このアクションでは、お金を支払う代わりに、自分の速度トークンまたは自転車トークンを1枚共通サプライに戻すことで駅を建てることができます。この場合も、このアクションで建てる駅に自分のミープルが接している必要があります。この方法で複数の停車地点をもつ駅を建てる場合も、戻すトークンは1枚だけです。その他の駅のルールはすべて適用されます。

投資

アクションに表示されているコストを銀行に支払い、任意の路線の山札の一番上の株カードを取ります。ただし、すでに株を所有している路線の株、および投機している路線の株を購入することはできません(「投機」アクションを参照)。

「割引」アクション(後述)に自分のチップを置いている場合、そのチップを取り除いて、このアクションに割引を適用することができます。

路線の「2」または「3」の株を購入するには、カードに表示されているとおり、それぞれ¥300または¥600の追加料金を支払わなければなりません。この追加料金は割引できません。株の購入後、その株に実際に支払った合計額の分だけ、対応する路線の価値を上げます(すなわち、適用した割引を反映した金額であり、「2」または「3」の株のために支払った追加料金も含みます)。

対応する列車マーカーがまだマップ上にない場合、その路線の始発の停車地点(その路線の文字の「1」の停車地点)に置きます。このとき、上面の矢印は「2」の停車地点の方向に向けます。この列車は、以後ゲームの終了までマップ上に残ります。

『投資』印刷版ルールブックの図1

発車

まだマップ上に置かれていない列車マーカーを1つ選び、その路線の「1」の停車地点に置きます。このとき、上面の矢印が「2」の停車地点を向くようにします。アクションカードに表示されている金額だけ、対応する路線の価値を上げます。

この列車は、マップ上にある間、毎ラウンドの列車移動フェイズに移動します。「1」の停車地点に戻ってきたときに、その路線の株をどのプレイヤーも所有していない場合、その列車はマップから取り除かれます(列車移動フェイズを参照)。注:このアクションの実行は無料です。

速度

示された数の速度トークンを共通サプライから取り(共通サプライに残っている数がアクションカードに示された数より少ない場合は、残っている分だけ取ります)、自分の前に置きます。以降の手番では、アクションを実行する前に、収入トラック上に空いているチップスポットがある任意の路線に、この速度トークンを割り当てることができます(その路線の列車がマップ上になくてもかまいません)。同じ手番に複数の速度トークンを割り当てることもできます。パスをする手番には割り当てることができません。列車移動フェイズでは、その路線に割り当てられた速度トークン1個につき、列車は追加で1つの停車地点を移動します。各路線には2個以上の速度トークンを割り当てることができますが、収入トラック上の各路線のスポットは、速度トークンと投機チップで共有されていることに注意してください(投機アクションを参照)。路線に空いているチップスポットがない場合、そこにトークンを置くことはできません。

注:路線に割り当てられた速度トークンは、ゲームの終了までそこに残ります。まだ路線に割り当てていない速度トークンは、代わりに、ある種類の駅アクションを実行するためのコストとして共通サプライに戻すこともできます(駅アクションの「トークンによる駅の建設:」を参照)。

『速度』印刷版ルールブックの図1

自転車

共通サプライから自転車トークンを1枚取り(残っている場合)、自分の前に置きます。自転車は同時に1枚しか所持できません。自転車トークンを持っている場合、「移動」アクションまたは移動フェイズで自分のミープルを移動させる際に、通常より1マス多く移動できます。

注:自転車トークンは、一部の「駅」アクションのコストとして戻すこともできます(「駅」アクションの「トークンによる駅の建設」を参照)。

割引

チップスポットにアクションチップを置くことで、現在のラウンドの以降のアクションに割引を得られます。そのラウンドの後の手番でアクションを行う際、「割引」のアクションスポットから自分のアクションチップを取り除き、新たに選んだアクションにすでに置かれているチップの上に重ねて置くことができます。これにより、現在行うアクションのカードに印刷されているコストから、表示されている額の割引を受けられます。

複数の割引チップを一度に取り除いて使うこともできますが、コストを¥0未満に割り引くことはできません。「割引」アクションからチップを取り除くと、そのアクションは同じラウンド中に再び実行できるようになります。

『割引』印刷版ルールブックの図1

入札

表示されている金額のお金を銀行から受け取り、自分の手番順チップの横に置きます。次のラウンドの手番順を決める入札では、自分の入札金額にその金額が加算されます。

借金

↓¥のアクションを使い、共通サプライから借金トークン1個を取って自分の前に置き、さらに銀行から¥1,000を受け取ります。ゲーム中に複数回の借金をすることができますが、共通サプライに借金トークンが1個も残っていない場合、このアクションを実行することはできません。

¥↑のアクションを使い、銀行に¥1,000を支払って借金トークン1個を共通サプライに戻すことで、借金1つを利子なしで返済できます。借金の返済に割引を適用することはできません。ゲーム終了時にまだ所有している借金トークン1個につき、ゲーム終了時の集計で¥1,500を失います。

『借金』印刷版ルールブックの図1

投機

収入トラックの横にある自分の投機チップを1枚取り、投機したい路線の空いているチップスポットに置きます。その路線の株を自分が所有しておらず、かつその路線の収入マーカーが収入トラック上で¥100以上に達していれば、どの路線を選ぶこともできます。収入マーカーの横には2つの数字が表示されており、小さいほうの金額が、投機するために支払わなければならない最低額です(この金額は割引できません)。個人サプライから少なくともこの金額のお金を取り(示された金額は最低額であり、所持していればそれ以上を支払うこともできます)、自分の投機チップの横に置きます。このお金はゲームの終了時に配当されます。「投機の配当金」を参照してください。

  • 収入トラック上の各路線のスポットは、速度トークンと投機チップで共有されていることに注意してください。空いているスポットがない路線には投機できません。
  • 各プレイヤーは1ゲームにつき2回までしか投機できませんが、スポットが空いていれば、同じ路線に2回(別々の「投機」アクションで)投機することもできます。
  • アクションの完了後は、路線に投機したお金を追加したり引き上げたりすることはできません。
  • 自分が株を所有している路線に投機することはできません。また、すでに投機した路線の株を購入することもできません。
『投機』印刷版ルールブックの図1

アクション

アクションに表示されているコストを銀行に支払い、共通サプライから自分のプレイヤーチップ1枚を取って自分の前に置きます(その際、「割引」アクションによる利用可能な割引を適用できます)。これにより、残りのゲーム中に使えるアクションチップが1枚増え、現在のラウンドの後の手番でも使用できます。各プレイヤーが持てるアクションチップは最大6枚です(開始時の3枚に加え、このアクションによる最大3枚)。

カード

アクションに表示されているコストを銀行に支払い、いずれかの捨て札の山から一番上のアクションカードを1枚取り、自分の前に表向きに置きます(このとき、「割引」アクションによる使用可能な割引を適用できます)。以降のゲーム中(現在のラウンドの後半も含む)、そのアクションカードはアクションフェイズにおいて自分だけが使用できます。ゲーム中に獲得できるこのようなカードの枚数に制限はありません。

捨て札の山の中身を確認することはできません。いつでも、各山の一番上のカードだけが見えている状態です。

列車移動フェイズ

このフェイズでは、マップ上の列車がそれぞれの路線に沿って移動します。列車がプレイヤーの所有する駅に入るか、そこを通過した場合、配当金が発生します。またこのフェイズ中に、プレイヤーのミープルが列車に乗車したり降車したりすることもできます。

マップ上の各列車は、停車地点を5つ移動します。さらに、収入トラック上でその路線に割り当てられている速度トークン1個につき、追加で1つの停車地点を移動します。移動は、(列車の上の矢印が示す)進行方向に向かって、その路線の色と文字が入った円を隣り合うものへ順にたどって行います。列車は収入トラックの右側に示された順番で移動し、G線から始まり、E線で終わります。列車が自分の路線の終点に達した場合は、その列車を折り返させ(これを示すために、列車の上の矢印の向きも逆にします)、残りの移動分を反対方向へ進みます。2つの路線が交差する場所では、両方の列車が同時に同じ停車地点にいることも可能です。マップ上にない列車は移動しません。

『列車移動フェイズ』印刷版ルールブックの図1

いずれかのプレイヤーがその路線の株を所有している場合、その列車はマップ上に残り、以降ゲームの終了まで毎回の列車移動フェイズに移動します。発車アクションによってマップ上に置かれた列車も毎回の列車移動フェイズに移動しますが、その路線の株がまだ1枚も取られていない状態で列車が「1」の停車地点に戻った場合、その列車はマップから取り除かれ、対応する株カードの横に置かれます。

駅の配当金

列車が角錐コマのある停車地点に移動した時点で、駅の配当金が発生します。角錐コマが置かれた複数の停車地点をもつ駅の場合は、列車がそのいずれかの停車地点に到達した時点で配当金が発生します。

特殊なケース:1つの路線が同じ駅の中に複数の停車地点をもち(H6-H7やT6-T7など)、そこに角錐コマが置かれている場合、列車が到達したそのような停車地点ごとに駅の配当金が発生します。同じ列車移動フェイズ内であっても同様です。

駅の配当金が発生したとき、その駅の所有者がその列車の路線の株も所有しているかどうかによって、結果は次の2通りに分かれます:

駅の所有者が株を所有していない場合:その路線の価値を¥200上げます。その駅を所有しているプレイヤーは、銀行から¥200を受け取ります。

駅の所有者が株も所有している場合:その路線の価値を¥500上げます。そのプレイヤーは何も受け取りません。

『駅の配当金』印刷版ルールブックの図1

列車への乗車

列車が移動する際、プレイヤーはその列車に乗車したり、降車したりできます。列車に乗ることで、ミープルはマップ上を移動できます。列車は1停車地点ずつ動かします。各停車地点(列車が出発した停車地点も含みます)において、その駅に接しているミープルがいる場合、そのプレイヤーは列車に乗車できます。乗車したら、収入トラック上のその路線のスポットの隣に自分のミープルを置き、列車に乗っていることを示します。複数のミープルが同時に同じ列車に乗ることができます。

路線の株を所有している場合、その列車への乗車は無料です。その株を所有していない場合は、その路線に¥100を支払わなければなりません。すなわち、銀行に¥100を支払い、その路線の価値を¥100上げます。

列車が到着した各停車地点において、その列車に乗っているプレイヤーは降車できます。降車するには、収入トラック上のその路線の隣から自分のミープルを取り、その駅に接している空いているマスに置きます。ラウンドをまたいで列車に乗り続けることもでき、いつでも(他のフェイズ中であっても)降車できます。

複数の停車地点をもつ駅では、その駅の中のどの円に接しているマスからでも列車に乗車でき、またそのようなマスに降車できます(列車がいる停車地点に接しているマスだけに限りません)。同じ停車地点で複数のプレイヤーが乗車または降車できる場合、行うかどうかの判断は手番順に行います。

同じラウンド中に複数の列車に乗ることもできます。乗車した列車からは、乗車後にその列車が少なくとも1停車地点分移動するまで降車できません。ただし、いったん降車した列車には、次の列車移動フェイズに、降車したのと同じ駅で再び乗車できます。

『列車への乗車』印刷版ルールブックの図1

ゲームの終了

アクションカードの補充フェイズで、引くことができるアクションカードが1枚もなくなった場合、ゲームは即座に終了します。これは、5人プレイでは合計5ラウンド、4人プレイでは6ラウンド、3人プレイでは7ラウンド、2人プレイでは8ラウンドとなります。

ゲームの終了後、まずすべての投機の配当金を支払い、次に各路線の価値に基づいて株の所有者に配当金を支払います。その後、残っている借金は¥500の利子を付けて返済しなければなりません。各プレイヤーは、ゲーム終了時に所持している借金トークン1枚につき¥1,500を銀行に支払います。

重要な点として、ある路線に投機したプレイヤーは、その路線の株を所有することはできません。その逆も同様です。このルールを破った場合、違反したプレイヤーにとって、その投機と同じ路線の株は価値が¥0となり、それらについて投機の配当金も株の配当金も受け取れません。

投機の配当金

投機の配当金は、株の所有者への支払いよりも先に、プレイヤーに支払われます。路線が投機に対していくら支払うかを決めるには、収入トラック上でその路線の最終的な価値の左側に示されている2つの数値のうち、低い方を見ます。その路線への投機1つにつき(同じプレイヤーの投機チップ2枚がその路線に置かれている場合も、それぞれについて)、投機したプレイヤーは投機した金額の最大2倍を銀行から受け取ります。ただし、収入トラックの左側にあるその低い方の金額が上限となります。

1つの路線の投機の配当金をすべて支払った後、支払った合計額の分だけその路線の価値を下げ、それに応じて収入トラック上のその路線の収入マーカーを下に動かします。さらに、最初に投機した金額を、それぞれのプレイヤーに返します。

『投機の配当金』印刷版ルールブックの図1
『投機の配当金』印刷版ルールブックの図2
『投機の配当金』印刷版ルールブックの図3

株の配当金

株の配当金は、投機の配当金にあわせて収入トラックを調整した後、その収入トラックを使って支払われます。配当金は、G線から始めて収入トラックの右側の順番に従って下へ進みながら、1路線ずつ支払われます。

路線の株を1人のプレイヤーだけが所有している場合:そのプレイヤーは、収入トラック上のその路線の価値の全額を受け取ります。

路線の株を2人のプレイヤーが所有している場合:「1」の株には、収入トラックの左側に表示されている2つの数値のうち大きいほうが支払われます。「2」の株には、小さいほうが支払われます。

路線の株3枚すべてが所有されている場合:「1」の株の所有者は、その路線の価値の50%を、¥100単位に切り上げて受け取ります。支払った金額の分だけ、収入トラック上の収入マーカーを下げます。その後、残りの金額を、収入トラックの左側に表示されている2つの数値を使い、上記のとおり「2」と「3」の株の所有者で分けます。

  • 株の所有者が1人の場合:「1」の株の所有者に¥2,900が支払われます。
  • 株の所有者が2人の場合:「1」の株に¥2,000、「2」の株に¥900が支払われます。
  • 株の所有者が3人の場合:「1」の株に¥1,500、「2」の株に¥1,000、「3」の株に¥400が支払われます。

注:路線の価値が¥6,000を超えている場合、投機の配当金と株の配当金は上記と同じ方法で決定しますが、配当金を支払う前に、収入トラックの一番上の6,000の行にある対応する数値を、その収入マーカーの横にある該当する数値に加えます。

『株の配当金』印刷版ルールブックの図1

所持金の集計

各プレイヤーは自分の所持金の合計を計算します。最も多いプレイヤーの勝利です!同点の場合は、手番順トラック上で最も左にいるプレイヤーの勝利となります。

OSAKA METRO EXPANSION

この拡張は基本ゲームを土台としており、まったく新しいマップと、新しい路線ごとに異なる株の枚数により、プレイヤー同士の駆け引きの可能性がさらに広がります。新しいアクションカードのセットはゲームに刺激を加え、ゲームを1ラウンド短くするとともに、新鮮で面白いアクションをもたらします。さらに、新たに登場するトラムとバスも待っています!

OSAKA:内容物

  • 1 - OSAKA METROのマップ(収入トラック付き)
  • 68 - ミニサイズカード

株カード28枚/アクションカード40枚

  • 2 - 大型早見表カード
  • 10 - 収入マーカー
  • 8 - 列車マーカー
  • 2 - トラムマーカー
  • 2 - バスマーカー
『OSAKA:内容物』印刷版ルールブックの図1

OSAKA:ゲームの準備

『TOKYO METRO』の通常のゲームと同じように準備しますが、『TOKYO METRO』のコンポーネントの代わりに『OSAKA METRO EXPANSION』のコンポーネントをすべて使用します。『TOKYO METRO』のマップ、収入トラック、株カード、アクションカード、早見表カード、収入マーカー、列車マーカーは箱の中に戻しておきます。

ゲームの準備の手順に、以下の変更を加えます:

2 - 収入トラックの右側に記されている路線の順番に従い、M線から下に向かって順に、列車マーカー/トラムマーカー/バスマーカーと株カードをマップの下側に並べます。株カードは「1」の株を一番上に、以下、ある場合は「2」、「3」と続き、一番下に「4」がくるように、昇順に積み重ねます。

3 - 40枚のアクションカードを、路線の組み合わせ(M/[bus]、T/Y、C/I、S/N、K/P)に対応する色ごとに、8枚ずつ5つのセットに分けます。最初のセットを裏向きにし、カード裏面のドットの数によってさらに小分けします。小分けしたそれぞれのグループを個別によく混ぜ、ドット2個のカードを一番下、ドット1個のカードを一番上にして、裏向きの山札を作ります。残り4色のセットについても同様に行い、場の右上に裏向きの山札を横一列に並べます。各山札からプレイ人数と同じ枚数のカードを引き、それぞれの山札の下側に表向きの縦列を作って置きます。各縦列では、カードを下から上へ順に置いていきます。

OSAKA:ゲームプレイ

『TOKYO METRO』の通常ルールをすべて使用しますが、以下の点を変更します:

OSAKA:新しい路線:トラムとバス

円柱型のコマを2つずつもつ路線が2つあります。P線(トラムマーカー2つ)と[bus]線(バスマーカー2つ)です。これらは通常の路線と同じように機能しますが、以下の変更点があります:

  • これらの路線には、マップ上に番号付きの停車地点がなく、代わりにP または[bus](該当するもの)が記された終点が2つあり、それらが一連の小さい円の停車地点でつながれています。各路線の終点は通常どおり駅の一部を構成しますが、小さい円の停車地点は駅ではなく、そこに角錐コマを置くことはできません。小さい円の停車地点は、列車の移動および列車への乗車のルールにおいては、通常どおりに扱います。
  • アクションによりP線または[bus]線の列車をマップ上に置くことになった場合は、その路線のトラムマーカーまたはバスマーカーの両方を、マップ上のその路線の両端の終点に1つずつ置きます。

OSAKA:収入トラックのチップスポット

各路線は、収入トラック上に、速度トークンと投機チップで共有するチップスポットを1〜4個もつようになったことに注意してください。これらのスポットには、それぞれの通常の配置ルールに従うかぎり、速度トークンと投機チップをどのような組み合わせでも置くことができます。

OSAKA:株

『TOKYO METRO』のマップと同じく株が合計3枚の路線に加えて、株が合計1枚、2枚、または4枚の路線もあります。路線の「2」、「3」、「4」の株に投資する場合、いずれも一律¥300の追加費用がかかります。この追加額は「3」(や「4」)の株でも増えることはありません。各路線につき所有できる株は最大1枚のままであり、自分が投機した路線の株を購入することはできません。

OSAKA:新しいアクションカード

新しいアクションカードは、ゲームの準備の際に9枚ずつではなく8枚ずつの山札に分けるため、どのプレイ人数でもラウンド数が1つ少なくなります。5人プレイでは4ラウンド、4人プレイでは5ラウンド、というようになります。『OSAKA METRO EXPANSION』のアクションカードは、含まれるアクションの構成も異なります。大半のアクションは両方のバージョンで同じですが、『TOKYO METRO』の「発車」「入札」「カード」のアクションは『OSAKA METRO EXPANSION』のアクションカードには一切登場せず、「投資」アクションにはもう1種類が加わり、さらにまったく新しいアクションが2種類追加されています(「売却」と「コピー」。後述の「アクションフェイズ」を参照)。

OSAKA:アクションフェイズ

「移動」「駅」「速度」「自転車」「割引」「借金」「投機」「アクション」の各アクションについては、『TOKYO METRO』のルールを参照してください。

OSAKA:投資

新しい種類の投資アクションが1つあります:

このアクションでは、お金を支払う代わりにアクションチップ1枚を使うことで、株カード1枚を取ることができます。自分の個人サプライからアクションチップ1枚を箱に戻します。これは、このアクションを実行するために通常どおりカードの上に置いたチップとは、別のチップでなければなりません。

次に、『TOKYO METRO』の投資アクションの通常の制限に従って、自分の選んだ路線の一番上の株カードを取ります。「2」「3」「4」の株を取る場合は、追加のお金を支払わなければなりません。支払った追加のお金の分だけ、その路線の価値を上げます。対応する列車マーカーがまだマップ上にない場合は、通常どおり、その路線の始発の停車地点に置きます。

その他の投資アクションはすべて、『TOKYO METRO』と同じように機能します。

OSAKA:売却

自分が所有している株を1枚選び、ゲームが終了したと仮定して、その路線の株の配当金として自分が(自分だけが)受け取ることになる金額を決定します。この金額を決定する際、投機は無視し、その路線で他のプレイヤーが所有している株は考慮に入れますが、他の株の所有者への配当金は計算しません。その金額のお金を銀行から取り、自分の他のお金とは分けて、自分のプレイヤーエリアの脇に置きます。このお金はゲームの終了時に自分の所持金の合計に加えられますが、プレイ中に使うことはできません。同じ金額だけその路線の価値を下げ、それにあわせて収入トラック上のその路線のマーカーを下げます。その後、必要に応じて、その路線の株を所有している他のプレイヤーの間で株カードを配分し直します。相対的な順序を保ったまま、それらのプレイヤーが最も小さい番号の株カードを持つようにし、余った(購入されている中で最も大きい番号の)株カードはマップの下側のサプライに戻します。戻された株カードは、その後(自分を含めて)再び購入できるようになります。例:自分が「1」の株を売却し、他のプレイヤーが「2」と「3」を所有している場合、「2」の株を持つプレイヤーが「1」を、「3」を持つプレイヤーが「2」を受け取り、「3」がサプライに戻されます。

『OSAKA:売却』印刷版ルールブックの図1

OSAKA:コピー

アクションに表示されているコストを銀行に支払います(その際、「割引」アクションによる利用可能な割引を適用できます)。現在のラウンドの後の手番で、このラウンド中にすでに実行されているアクション(自分が実行したものでも、他のプレイヤーが実行したものでも構いません)を、そこにすでに置かれているアクションチップの上に必要な枚数の自分のアクションチップを重ねて置くことで、実行できます。その際、「コピー」のアクションスポットから自分のチップを取り、コピーしたアクションに置かれている自分のチップの上に重ねて置きます。

OSAKA:列車移動フェイズ

トラムとバスは列車と同じタイミングで移動し、通常のルールに従って同じように駅の配当金を発生させます。2つ1組で同時に移動します(マップ上にある場合、2つのトラムが一緒に移動し、次に2つのバスが一緒に移動します)。P線または[bus]線に置かれている速度トークンは、その路線の両方の車両に適用されます。複数のプレイヤーが同時にトラムやバスに乗車または降車できる場合(異なる車両や異なる停車地点が関係することもあります)、乗車・降車するかどうかの判断は手番順に行います。2つのバスが同じ停車地点に同時に位置することもあります。

注:『OSAKA METRO EXPANSION』では、列車・トラム・バスは一度マップ上に置かれると、始発の停車地点に戻ってきたときにその路線の株をどのプレイヤーも所有していない場合でも、以降のゲーム中ずっとマップ上に残ります。これは『OSAKA METRO EXPANSION』では常に適用され、『TOKYO METRO』のアクションカードセットで遊んでいる場合も同様です(バリアントルール「アクションカードセットの入れ替え」を参照)。

OSAKA:ゲームの終了

投機の配当金と株の配当金を支払った後、残っている借金を返済する前に、各プレイヤーは売却アクションを行ったときに脇に置いておいたお金を、自分の所持金の合計に加えます。

OSAKA:株の配当金

ゲームの終了時に路線の株4枚すべてが所有されている場合、株の配当金は次のように支払われます(通常どおり投機の配当金の調整を行った後に支払います)。「1」の株の所有者は、その路線の価値の50%を、¥100単位に切り上げて受け取ります。支払った金額の分だけ、収入トラック上の収入マーカーを下げます。「2」と「3」の株の所有者についても同じ手順を繰り返し、その時点の価値の50%を支払い、そのたびに支払った金額の分だけ収入マーカーを下げます。最後に、「4」の株の所有者が、その路線に残っている価値を受け取ります。

例:ゲームの終了時にT線の価値が¥2,000の場合、「1」の株の所有者は¥1,000、「2」の株の所有者は¥500、「3」の株の所有者は¥300を受け取り、「4」の株の所有者が残りの¥200を受け取ります。

バリアントルール

これらのバリアントルールは、それぞれ単独でも、任意に組み合わせても遊ぶことができ、『TOKYO METRO』や『OSAKA METRO EXPANSION』に新たなひねりを加えます!

アクションカードセットの入れ替え

『TOKYO METRO』を『OSAKA METRO EXPANSION』の新しいアクションカードセットで遊ぶことも、その逆も可能です。『METRO DRINKS』のバリアントルールと組み合わせて遊ぶこともできます。カードによって戦略の可能性が異なるため、ゲームへの取り組み方について新たな考え方が生まれます。

使用するマップ(すなわち東京または大阪の地下鉄システム)のルールと、使用するアクションカードセットのそれぞれのルールに従って準備し、プレイします。以下の変更点が適用されます:

『TOKYO METRO』のマップと『OSAKA METRO』のカードで遊ぶ場合:マップ上に置かれた列車はすべて、列車移動フェイズで始発の停車地点に戻ってきたときに対応する株をどのプレイヤーも所有していない場合(「売却」アクションの結果として起こり得ます)でも、以降のゲーム中ずっとマップ上に残ります。

『OSAKA METRO』のマップと『TOKYO METRO』のカードで遊ぶ場合:『OSAKA METRO EXPANSION』では、マップ上に置かれた列車・トラム・バスはすべて、以降のゲーム中ずっとマップ上に残ることを忘れないでください。これは、「発車」アクションで追加された場合や、列車移動フェイズで始発の停車地点に戻ってきたときに対応する株をどのプレイヤーも所有していない場合でも同様です。

ソロプレイ

ソロプレイのバリアントルールで遊ぶ場合は、通常の2人プレイと同じようにゲームを準備しますが、プレイヤーコマは1セットだけを使ってプレイします。ルールは通常どおりです。ゲームの終了時に、自分の所持金の合計を記録しておきます。次にプレイするときは、より効率的に動いて、その記録を超えることを目指しましょう。

METRO DRINKS

『TOKYO JIDOHANBAIKI』は『TOKYO METRO』または『OSAKA METRO EXPANSION』の拡張として使用でき、『METRO DRINKS』という新しい体験が生まれます。『JIDOHANBAIKI』のストックカードを新しいアクションカードの縦列として追加し、さらに駅に自動販売機を設置して追加収入を得られるようにすることで、『METRO DRINKS』は『TOKYO METRO』に新たな深み、戦略、楽しさをもたらします!

『TOKYO METRO』(および該当する場合は『OSAKA METRO EXPANSION』)の通常ルールをすべて使用し、以下のルールを追加します:

METRO DRINKS:ゲームの準備

4 - 『TOKYO JIDOHANBAIKI』の12枚のストックカードを取り、そのうち形状カード3枚を任意に取り除きます(どの3枚でも構いません)。残りの9枚(色カード6枚と形状カード3枚)をよく混ぜ、アクションカードの7つ目の山札として裏向きに置きます。プレイ人数と同じ枚数のカードを引き、この山札の下側に縦列として表向きに並べます。カードは下側から上側へ向かって順に置いていきます。

注:『OSAKA METRO EXPANSION』のアクションカードを使って遊ぶ場合は、形状カードを3枚ではなく4枚任意に取り除き、残りの8枚をよく混ぜてアクションカードの6つ目の山札とします。それ以外のルールは、『TOKYO METRO』と『OSAKA METRO EXPANSION』のどちらのアクションカードを使う場合でも同じです。

5 - 『JIDOHANBAIKI』のストックカードの上側にボトルクレート6箱を置き、それぞれに同じ色のドリンク一式を入れます。

『METRO DRINKS:ゲームの準備』印刷版ルールブックの図1

METRO DRINKS:アクションカードの補充フェイズ

『TOKYO JIDOHANBAIKI』のアクションカードの縦列は、他の縦列と同じように扱います。つまり、一番下の段のカードを捨て、残りのカードを1段下に移動し、一番上の段に新しいカードを1枚引きます。プレイヤーが色カードを取った結果、カードの配置に空きができている場合(後述のアクションフェイズの追加ルールを参照)、このフェイズにおいては、その空きにカードがまだあるものとして扱います。すなわち、一番下の段が空いている場合、この縦列からはカードを捨てません。カードを1段下に移動する際には空きをそのまま残します。そして、新しいカードは一番上の段に1枚だけ配ります。

METRO DRINKS:アクションフェイズ

新しいアクションカードの縦列では、3種類の新しいアクションを行うことができます:

色カード:これらのカードでは、自分のアクションチップ1枚をゲームの終了まで永久に取り除くことと引き換えに、同じ色のドリンク6本のセットを獲得できます。このアクションを実行するには、自分のアクションチップ1枚を箱に戻し、獲得可能な色カード1枚と、それに対応するボトルクレートを取って、自分の個人サプライに置きます。1人のプレイヤーが所有できるドリンクの色の数に制限はありません。

駅に自動販売機を設置する:自分のアクションチップをJIDOHANBAIKIの山札の上に置き、次に、自分のミープルが接していて、すでに角錐コマが置かれており、まだ他のドリンクが置かれていない駅に、自分の個人サプライからドリンク1本を置きます。このアクションチップは、通常どおりアクションフェイズの終了時に自分の手元に戻ります。各アクションフェイズにこのアクションを実行できる回数に制限はありません。自分が所有していない駅に設置する場合、その駅の所有者に対して、そのプレイヤーの駅に1回目に設置するときは¥100、同じプレイヤーの駅に2回目に設置するときは¥200、3回目は¥300、というように支払わなければなりません。(あるプレイヤーの駅に自分が何回自動販売機を設置したかは、そのプレイヤーの角錐コマが置かれた駅にある自分の色のドリンクの本数を数えることで、いつでも確認できます。)

形状カード:形状カードは、チップスポットを1つだけもつものとして扱います。つまり、各アクションフェイズに、このカード1枚につき1回だけアクションを実行できます。自分のアクションチップをこのカードの上に置くと、このアクションフェイズの残りの間、自分の手番に「駅に自動販売機を設置する」アクションを無料で何度でも実行できます。他のプレイヤーの駅に設置する場合は、そのプレイヤーへの支払いは必要です。自分のミープルが駅を通過する際にも、その停車地点に接しているかぎり「駅に自動販売機を設置する」ことができます。したがって、「形状カード」のアクションを実行してから移動アクションを行い、移動しながら各駅に自動販売機を設置することもできます。ただし、列車/トラム/バスに乗っている間は「駅に自動販売機を設置する」ことはできません。まず列車/トラム/バスから降車しなければなりません。

カードアクションによって、JIDOHANBAIKIのストックカードの捨て札の山の一番上から、形状カード1枚を取ることができます。

METRO DRINKS:列車移動フェイズ:駅の配当金

列車がドリンクの置かれた駅の配当金を発生させたとき、その駅の所有者は、通常の駅の配当金に加えて銀行からお金を受け取ります。受け取る金額は、マップ上にあるその色のドリンクの合計本数によって決まります(同じ色の他のドリンクがある駅を誰が所有しているかは関係ありません)。1〜3本なら¥100、4〜5本なら¥200、その色のドリンク6本すべてがマップ上にあるなら¥300です。

クレジット

デザイン・アートワーク:Jordan Draper

ルールブック編集:Gaming Rules!(Paul Grogan、Chris Spath、およびチームの皆さん)

スペシャルサンクス、テストプレイ・開発:Joe Wiggins、Andrew Plassard、Andrew Denison

www.jordandraper.com

talk@jordandraper.com

METRO DRINKS

デザイナー
JORDAN DRAPER
必要なゲーム
TOKYO METRO & TOKYO JIDOHANBAIKI

『TOKYO METRO』に『TOKYO JIDOHANBAIKI』のコンポーネントを合わせた『METRO DRINKS』という拡張ゲームです。『METRO DRINKS』では、『TOKYO JIDOHANBAIKI』のストックカードを新しいアクションカードの縦列に追加し、駅に自動販売機を設置して追加収入を得る仕組みで、『TOKYO METRO』に新たな深み、戦略、楽しみ方を提供します!

『TOKYO METRO』の通常ルールに、以下のルールを追加します。

ゲームの準備:

  • 1 - 『TOKYO JIDOHANBAIKI』の12枚のストックカードから任意のドリンク形状カード3枚を取り除き、残っている9枚のカード(6色と3形状)をよく混ぜ、アクションカードへの追加列として裏向きに置きます。
  • 2 - 『TOKYO JIDOHANBAIKI』のストックカードの上側に、同色のドリンク6本が入ったボトルクレートを6箱置きます。
『METRO DRINKS』印刷版ルールブックの図1

アクションカード:

新しいアクションカードの縦列により、新たに3種類のアクションが加わります:

色カード:このカードにより、自分のアクションチップ1枚をゲームの終了まで永久に取り除くことと引き換えに、同じ色のドリンク6本1セットを取ることができます。このアクションでは、自分のアクションチップ1枚を箱の中に戻し、使用可能な色カード1枚と、それに対応するボトルクレートを取ります。

駅に自動販売機を設置する:自分のアクションチップを『TOKYO JIDOHANBAIKI』の山札の上に置いてから、角錐コマがあり、他にはドリンクがなく、自分のミープルが接している駅にドリンクを1本置きます。このアクションチップは、通常と同様、現フェイズの終了後に手元に戻ってきます。このアクションは、各フェイズで何度でも行うことができます。自分が所有していない駅に自動販売機を設置する場合、一度目は駅の所有者に100円を支払い、同じプレイヤーに2度目は200円、3度目は300円…といった増え方で料金を支払います。

形状カード:各アクションフェイズにおいて、1人のプレイヤーだけがこのアクションを使うことができます。自分のアクションチップをカードに置き、現フェイズ終了まで無料で「駅に自動販売機を設置する」アクションを任意の回数行います。他のプレイヤーの駅に自動販売機を設置する際には、同プレイヤーに設置料を支払う必要があります。通常どおり、チップは最後に手元に戻します。

駅の配当金:

列車の停車や通過時に、ドリンクが置かれている駅の配当金の支払いが行われ、その駅の所有者は銀行からお金を受け取ります。支払われる金額は、そのプレイヤーがマップ上に置いているその色のドリンクの合計本数によって決まります。

  • 1-3本:該当する色のドリンクが設置されている駅に来ると100円が支払われます。
  • 4-5本:該当する色のドリンクが設置されている駅に来ると200円が支払われます。
  • 6本:該当する色のドリンクが設置されている駅に来ると300円が支払われます。

追加ルール:

プレイヤーが所有できるドリンクの色の数に制限はありません。

自分のミープルが該当する駅に接しているマスを通り過ぎて歩く際にも「駅に自動販売機を設置する」ことができます。したがって、「形状カード」のアクションを実行後、移動アクションを行い、移動しながら複数の「駅に自動販売機を設置する」ことも可能です。

乗車中に自動販売機を設置することはできません。最初に降車する必要があります。

IZAKAYA

プレイ人数
2-5
時間
30分
デザイナー
JORDAN DRAPER
必要なゲーム
TOKYO JUTAKU、TOKYO JIDOHANBAIKI、TOKYO METRO

『IZAKAYA』は、街角に小さな商店がある町を作るゲームで、JUTAKU、JIDOHANBAIKI、METROを組み合わせて遊びます。

ゲームの準備:JUTAKUの区画カードをよく混ぜ、プレイ人数に応じてマス目状に並べます。難易度が高い方の面(白)を使います。

  • 2〜3人プレイ:3×3のマス目状に並べます。中央のカードは青い面に裏返します。このカードは使用できません。
  • 4人プレイ:4×4のマス目状に並べます
  • 5人プレイ:5×5のマス目状に並べます

区画カード1枚を、易しい方の面(青)を上にして、並べたカードの左側に置きます。JUTAKUの建築材をすべて、並べたカードの上側に置き、その横に建築家コマ1個を置きます。JIDOHANBAIKIの色ストックカード6枚すべてを取り、並べたカードの下側に横一列に並べます。次に、各ストックカードの下側に、その色のドリンク6本すべてを入れたボトルクレートを1箱ずつ置きます。

JIDOHANBAIKIの形状ストックカード1枚を、その列の右側に裏向きに置きます。左側の色カード2枚には100円コイン、中央の色カード2枚には200円、右側の色カード2枚には300円を置きます。各プレイヤーは、METROの同じ色の角錐コマ6個とチップ9枚、および1,000円を受け取ります。プレイヤーの残ったチップを使い、1枚ずつランダムに引いて、並べたカードの横に手番順の列を作ります。

『IZAKAYA』印刷版ルールブックの図1

チップ9枚のうち、アクションの実行に使用するのは3枚だけです。

『IZAKAYA』印刷版ルールブックの図2

ゲームプレイ:このゲームは、手番順を決める競りとアクションの実行という2つのフェイズで構成されています。

手番順を決める競り:入札したい金額を決め、手の中に握って隠します。全員が同時に公開します。最も高い金額を入札したプレイヤーが最初の手番、次に高いプレイヤーが2番目の手番、というように続きます。手番順トラックを調整し、入札に使ったお金はすべて別の山にまとめて置きます。入札額が同じだったプレイヤーは、手番順の位置を入れ替えます。

アクションフェイズ:手番順に、各プレイヤーは自分のチップ3枚のうち1枚をアクションスポットに置きます:

色ボトルスポット:自分のチップを色ストックカードの上に置き、そのボトルクレートからドリンク1本を取り、カードとカードの隅が接する角に置きます。各アクションフェイズに、1つの色に置けるチップは1枚だけです。4枚のカードの隅が接するスポット(11ページで緑色に示されています)すべてにドリンクが置かれるまで、2枚のカードの隅が接するスポット(赤色で示されています)を選ぶことはできません。他のカードと共有していない外側のカードの隅にドリンクを置くことは、決してできません。

価格調整スポット:自分のチップを裏向きのJIDOHANBAIKIのカードの上に置き、100円コイン1枚を、ある色ストックカードから別の色ストックカードに移動させます。各アクションフェイズに、このアクションスポットに置けるチップは1枚だけです。

区画の獲得:自分のチップを区画カード(青)の上に置きます。次に、自分のチップ6枚のうち1枚を、2枚の区画カードの辺と辺の間のスペースに置きます。

最後に、直前に置いたチップと辺を共有している区画カードの上に、自分の角錐コマ1個を置きます。各区画カードを占有できるプレイヤーは1人だけです。各アクションフェイズに区画の獲得アクションを使用できるプレイヤーの人数に制限はありません。アクションチップ3枚を直線に並べることができた場合(4人プレイまたは5人プレイでのみ可能です)、そのプレイヤーはサプライから建築材1個を取り、JUTAKUの通常の建築ルールに従って、好きな場所に無料で直ちに置くことができます。

建築アクション:自分のチップを建築家コマの上に置き、建築材1個を取り(実際に試しに置いてみることはできません。先に選ばなければなりません)、JUTAKUの通常の建築ルールに従って、好きな区画カードの上に置きます。1枚のカードに濃い色の区画の枠線が2つある場合、その両方をそれぞれ別の建物として使用できます。各アクションフェイズに実行できる建築アクションの回数に制限はありません。

アクションラウンドの終了:プレイヤー全員が自分のアクションチップ3枚を置き、アクションを実行し終えたら、アクションチップをそれぞれの持ち主に返し、新しい競りのラウンドを始めます。

ゲームの終了:手番順を決める競りで、入札額の合計が規定の金額に達するか、それを超えたときに、ゲームの終了が誘発されます。規定の金額に達した後、プレイヤー全員でもう1回アクションフェイズを行います。ゲームが終了する入札額の合計は、次のとおりです:2人プレイ1,500円/3人プレイ2,300円/4人プレイ3,000円/5人プレイ4,000円

得点計算:各プレイヤーは、自分の建物と、それに直接隣接しているドリンクの価値によって得点を計算します。自分の建物に接しているボトルの金額をすべて合計します。その合計に、自分の建物に建てられた階数を掛けます。

例:グレーのプレイヤーは3階建ての建物を所有しており、その区画カードの隅にドリンクが3本置かれています。この場合、その区画カードに接しているドリンクすべての金額を合計し、それに階数(3)を掛けます。白のドリンク2本(市場価値200)と青のドリンク1本(市場価値300)であれば、3階建ての建物に700円を掛けて、2,100円を受け取ります。プレイヤー全員が自分の建物すべての得点計算を終えたら、その合計金額が得点となります。

最も多くのお金を所持しているプレイヤーの勝利です!同点の場合は、開始時に受け取ったお金を最も多く残していたプレイヤーの勝ちとなります。